FXの値動きはチャートの動きだけから決まるものではありません。むしろチャート以外の要因(金利の変化、主要人物の発言(FRB議長等)、国際情勢の変化)の方が圧倒的なほどです。

しかし、しかしですね、投資家よりもエンジニアとしての性でしょうか、なんとしてでもテクニカルチャートに閉じた自動取引システムを完成させたいのですw
要人発言等の超短期ビックリイベントには対応できないが、金利や大きな情勢変化は中長期的にチャートに織り込まれる(ハズ)という半ばこじつけの思想に基づいていますが・・・w

そこでMT5に移行したこともあり、再度テクニカルチャートから発せられる売買シグナルについておさらいをしたいと考えました。

みなさん、FX(や株)を始めたときに入門書(参考書)を読んで

・これは〇年〇月のチャートです。〇〇のシグナルが発生しており、このタイミングでロングすることで〇〇pipsを得ています。
・これは△年△月のチャートです。ここでも〇〇のシグナルが発生していますが、直後に反転しています。これはダマシです。

というような記述を見た覚えはありませんか?

このような本は大抵以下の例に当てはまると思います

・何例か挙げてあるが、成功したケースが数例あがっているだけで、そのシグナルがどの程度役に立つのか?の情報が無い
・「ダマシです」と謳っているが、ダマシと判断する基準については触れていない

敢えてシンプルに批判するならば

単なる後付けにしか見えない

ですよねw

そこで以前から検証してみたいと思っていたシグナルの強度(信頼度)について、独自で規定して少しずつですが検証していきたいと思います。
名付けて

チャートマニア!

あくまでエントリシグナルとしての強度です。
FXにおいて3つの重要要素の一つです!

  1. エントリの判断
  2. エグジットの判断
  3. 資金管理

検証の概要はこんな感じで考えています

  1. 検証ツールはMT5でリアルティックでのバックテストとする
  2. 複数のパラメータ組み合わせで、シグナルの可能性を探る
  3. シグナルの強度を勝率(%)で判断する(プラスで終われば勝ち)
  4. エントリ時点から+10pipで勝ち、-10pipで負けとする(スキャ寄り)
  5. 検証期間は1ヶ月を基本とする
  6. 勝率を得るために、期間中に5回以上取引した場合のみを対象とする
  7. エントリシグナルとしての強度なので、余計なフィルターはつけない(実際によくある取引EAとは少し異なる)
  8. lose判定は行わず、TP/SLにかかるまで放置する
  9. 余計なフィルタはつけないけど、週末処理(※)だけは付加する(NYクローズ間際にポジらない、ポジは繰り越さない)

※)10pipで判断するので、週末週初の広スプレッドや、窓の影響が大きいため。
実際に検証を行っていて不都合が出た場合には変更する可能性があります。

さてどんな結果がでるでしょうか・・・、自分でも楽しみです( ̄ー ̄)ニヤリ


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